南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、浜名湖は面積こそ日本で10番目の広さとなりますが、沿岸長では3番というさまざまな入り江や海岸線を持ち、越冬する海鳥たちが多くやってきます。

浜名湖の地魚揚る雄踏市場の桟橋はさまざまな種類の小さな鴨の仲間たちの遊び場となっています。
市場に魚を揚げる漁師さんと話をしていれば近づき、立ち上がればスイと遠くへ泳いでいってしまう水鳥たちがいます。

オオバンです。特徴は黒い体に白いおでこを持つこと、こんなにわかりやすい鳥はありません。



浜名湖の冬、沿岸にやってくる鳥は鴨の仲間だと思っていましたが、オオバンはクイナの仲間、あの夏の田んぼで見かける鳥の仲間です。

調べれば水かきを持たない夏の鳥はバンといい、その名前も田んぼの番をしているように見えるからだそうです。
オオバンは水かきを持ち、スイスイと泳いでいます。



キンクロハジロにホシハジロは鴨の仲間のハジロ属、そしてオオバンはクイナの仲間。
鴨の群れかと思えばさまざまな水鳥が集まっていることを知りました。