浜名湖の鳥の取り分 雄踏市場のキンクロハジロ

カテゴリー │舞阪港カワウ・カモメの海

浜名湖の鳥の取り分 雄踏市場のキンクロハジロ

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚や生き物が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の地魚が揚る浜名漁協雄踏支所は日曜を除く毎朝7:20分に開市、早めの時間に着けば市場裏の桟橋から水揚げする漁師さんと話すことができます。

この季節には多くの鴨の仲間が集まってきています。水揚げする魚以外のものは海に還す漁師さんが小さな魚を放ると、それを採る鳥がいる。
鴨の仲間は砂底の海草などを採るばかりではないのです。

浜名湖の鳥の取り分 雄踏市場のキンクロハジロ

魚のことは紹介できても、鳥には詳しくない、今年は一種づつ覚えていこうと思います。

まず始めは右端の真っ黒い体に羽の美しい白、そして金色の目を持つ美しい鳥、キンクロハジロです。

浜名湖の鳥の取り分 雄踏市場のキンクロハジロ

鴨たちは水面を泳ぎ、時に首を突っ込んで海の草を採るものと思っていると、この鳥はまるでカワウのように海に潜っては海面に飛び出してきます。貝類のような動物食をするキンクロハジロは潜水採餌(せんすいさいじ)する鳥なのだそうです。

キンクロハジロが何か(魚のように見えましたが)を咥えて水面に戻るとユリカモメが横取りにやってきた。

忘れないうちにこの鳥の特徴を調べれば金色の目、黒い体に白い部分を持つ羽はその名の由来だといいます。
キンクロハジロ、こうまとめれば浜名湖の鴨の仲間のまずは一種を覚えることができるのです。




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