南浜名湖あそび隊！

風のない静かな朝、12月はもう冬ながら窓を開けて海の爽やかさを取り込んでいる南浜名湖です。

現在潮どまり、海とつながる浜名湖は潮の干満を受けて弁天島前も満潮時には東から西へ、干潮時には西から東へと潮が大きく動きます。その間の束の間、潮が止まる潮どまりを迎えます。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口（いまぎれぐち）です。

舞阪漁港の日曜はシラス漁の定休漁日、今日の出漁は舞阪名物のメヒカリなどを揚げる底曳き漁のみが出漁しています。



浜名湖は牡蠣のシーズンを迎えています。夏までは潮通しのよい南浜名湖の牡蠣棚で育てられた牡蠣を秋と共に川と山のミネラル豊富な奥浜名湖の牡蠣棚に移して肥育し、11月下旬から水揚げが始まっています。

浜名湖の牡蠣養殖はそれぞれは小規模で減菌工程を経ないため、全て加熱用となりますが、水に長時間晒さないために牡蠣本来の黄色（肌色のような）プリプリの身が楽しめます。

奥浜名湖から牡蠣を積んで舞阪へ向かう牡蠣船の上では移動時間も惜しんで固まった牡蠣をほぐし落とす作業が続けられています。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新！海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」をご覧ください。