南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、舞阪港の春は水しぶきをあげる活マダイ・活クロダイを水揚げするタイ網漁からはじまります。

三月に解禁となったタイ網漁は、遠州灘に二艘で網を曳き、岩礁まわりなどから真っ赤なマダイ、黒銀のクロダイやヒラメを活魚のまま舞阪港に水揚げします。

沖で揚げた網にかかったタイは船首デッキ下に流海水を満たすカンコウ（カンコ＝生簀）に放たれ、泳いだまま舞阪港に到着します。



日高丸の親方自ら大ダモですくいあげたタイをデッキの大ダライにあけ、乗り子さん（乗り組む漁師さん）が種別・大きさ別に大ダルに分け、そのまま市場に水揚げします。

計量後、活マダイの勢いを保つため、船の横で競りが行われます。



活魚の勢いそのままで競り落とされた活マダイ・クロダイは落札した仲買さんの生簀へと放たれます。
舞阪の春の勢いを表すタイ網漁は、今週末21日（土）からはじまる舞阪しらす漁と共に、浜名湖に舞阪の春を賑わしていきます。

舞阪の活マダイは舞阪港の仲買さん、近隣の魚屋さんでお求めになれます。
桜鯛とも呼ばれる色鮮やかなマダイを舞阪の魚を扱う料理屋さん居酒屋さんでお楽しみください。

※取材協力：浜名漁協　日高丸のみなさん
※舞阪港のお魚さん
※タイ網漁遠州灘の裕丸
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