舞阪港 クロードみたいなトウジン

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舞阪港 クロードみたいなトウジン

南浜名湖は海の産地、先の記事で新年初漁を迎えたのトラフグ漁と共に初日の出漁となったのは舞阪港の一艘曳き底曳き漁の共榮丸です。

陸(おか)から見れば水平線辺り、300mもの深海に網を曳く共榮丸は舞阪名物メヒカリや深海の美魚たちを水揚げしています。
その中には珍しい深海の魚が混ざっています。

舞阪港に通うのは仲買さんや魚屋さん、料理屋さんばかりではなく、南浜名湖あそび隊!のような市場ファンが多くやってきます。
その中に弁天島に住むフランス人のクロードさんがいるのです。

「ヘイ!イチロー、今日は底曳きある?」などと日本語で話かけられますが、難しい説明になればお互いカタコトの英語となる(多分に私の英語力のなさが会話の問題)。

トウジンを持って撮っているとクロードさんが話しかけてきます。
「これなに」、「Deep Seaの魚だよ」、「オー!深海魚ね!」、通じたり通じなかったりする面白い会話を楽しみます。

舞阪港 クロードみたいなトウジン

トウジンとは「唐人」のこと、かつて日本人は外国の人を総称して「唐人」と呼んでいた。
この魚は吻(ふん)が尖って伸びていて鼻が高い様子をしているから、トウジンと名付けられたようなのです。

そこで「High noseね Foreignerだよ」とクロードさんに話せば、「わはは」と笑う。
「鼻高いね ガイジンガイジン」

珍しい魚を間にフランス人のクロードさんとカタコト英語で話す市場、そんな楽しみも舞阪港にはあるのです。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸 クロードさん
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