南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、明日トラフグ漁から初漁となる舞阪港にさきがけて、浜名湖の幸を水揚げする雄踏（ゆうとう）港市場が、今朝7:20分に初漁初市を迎えました。

「明けましておめでとう」が交わされた市場の初競りに集まるのは雄踏・村櫛などの漁師さんです。
雄踏港市場は漁師さんが並べた籠ごとに札を入れる山競り、籠の数だけの競りが行われています。

※競り落とされた魚は仲買さんが許せば、落札価格から２～３割を掛けた値で誰でも買うことができます。



浜名湖の寒中はハゼの海、年末に最高値をつけた浜名湖の大きなマハゼも買いやすい値段となりつつあります。
浜名湖の釣りでは秋の魚とされるハゼですが、浜名湖料理店では冬の魚、ハゼの刺身・アライ・天ぷらなどで楽しむことができます。

また小さいものは甘露煮や佃煮材料として卸されていきます。



ハゼやカレイなどが水揚げされる中、人気を集めるのが浜名湖で通年獲れるセイゴたち、この季節は皿サイズの小さいものから30センチほどの使いやすいサイズが多く水揚げされています。

雄踏港に水揚げされる魚のほとんどは浜名湖伝統の小型定置網「角立て網（かくだてあみ＝袋網とも呼ぶ）」で獲られています。
この網の漁は新年１５日までで漁期を終えることから、最終市も１５日まで、その後浜名湖を休ませ、新年度は４月に初漁初市となります。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　雄踏港の漁師さん
※雄踏港市場のお魚さん
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