浜名湖雄踏港の未利用魚 アカエイの活用

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浜名湖雄踏港の未利用魚 アカエイの活用

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚たちが行き来する、海ともいえる湖です。
浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)港の朝、漁師さんがアカエイを前に話をしています。

浜名湖伝統の定置網「角立て網(かくだてあみ=袋網)」や刺し網漁の困りこものといえばアカエイです。
浜名湖に多く棲み、カニやエビ、アサリまで食べてしまうという貪食の赤エリは商業取引もない困った魚のひとつです。

浜名湖雄踏港の未利用魚 アカエイの活用

このアカエイたちは20cmほどの小さなものですが、大物となれば1メートルほどにもなる巨大アカエイが棲む浜名湖、網にかかれば網をめちゃくちゃに壊してしまうほどの力を持ち、また尾から分かれる猛毒の毒針を持つことから嫌われています。

このアカエイを食べる習慣がある国(韓国料理)などで活用できないかと見本の採集が始まっています。
困りものから換金できる魚へ、工夫が始まります。

浜名湖雄踏港の未利用魚 アカエイの活用

釣りや潮干狩りなどでも見かける浜名湖のアカエイ、尾をみれば分岐した毒針を見つけることができます。
生きているアカエイは尾を振り、この針で刺すのです。
射されれば病院へ、救急車もあるという猛毒を持っています。気をつけて扱うようにいたしましょう。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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