浜名湖雄踏港の朝 漁師さんはカニのツメを切る

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浜名湖雄踏港の朝 漁師さんはカニのツメを切る

南浜名湖は海の産地、早朝7:20頃からはじまる浜名漁協雄踏港市場の競りの前、少し早めに出かけて市場の裏にある船着場に行けば、漁師さんが水揚げの準備をする様子を見ることができます。

朝4時頃からしかけてあった浜名湖伝統の定置網「角立て網(かくだてあみ)」から魚やサイマキ(クルマエビ)・ガニ(ガザミなど)などを船のカンコウ(生簀)に入れて運んできた漁師さんがカニのツメを切っています。

浜名湖雄踏港の朝 漁師さんはカニのツメを切る

カンコウで活かされたカニは元気、舞阪や雄踏・鷲津など浜名湖の港では市場にあげる前にツメを切り、市場以後の流通ではさまれないようにしています。

浜名湖雄踏港の朝 漁師さんはカニのツメを切る

カニのハサミの片側をニッパーで切り取るのはとても手間がかかる作業ですが、パチンパチンと落とせば、もう挟まれることはありません。
ガザミは大きなカニですが、イシガニ(コウマル)などは小さく数もあることから作業は長時間かかります。

浜名湖雄踏港の朝 漁師さんはカニのツメを切る

遠州灘沿岸の刺し網で獲る舞阪港のガザミ、浜名湖のガザミ・タイワンガザミ・イシガニなどは全てこの方法で市場にあがります。
このようにツメが切られていたら、怪我をしないようにと努力する漁師さんの作業を思い出してみてください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所
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南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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