舞阪港の春の紅 サヨリ漁はじまる

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舞阪港の春の紅 サヨリ漁はじまる

南浜名湖は海の産地、日に日に春めく海の自然と共にある舞阪は、冬漁から春漁へと変る様子を港で見ることができます。
浜名漁協のみなさんが、市場の床を流海水で清めはじめれば、サヨリ漁の船が到着します。

サヨリは春告げ魚、遠州灘の海面近くを群れて泳ぎ舞阪沖へ岸辺へとやってきます。
漁師さんは二艘でサヨリ網を曳き、春の群れを網で獲り、舞阪港へ春を水揚げします。

サヨリは下顎が針のように突き出す魚、その針の先には紅をつけています。
美しいサヨリをさらに美しく水揚げできるよう、洋上の網揚げから大切に運んでくるのです。

舞阪港の春の紅 サヨリ漁はじまる

海水で清めた床の上、サヨリは大きさに分けられた山として競りにかけられます。まだ始ったばかりの春は傷つきやすいもの、漁師さんが大切に水揚げしたことがわかるように、こうして全ての魚の新鮮と傷なしを示しているのです。

サヨリ来れば舞阪港は春、二月末で終了するトラフグ漁から活ダイのタイ網漁、やがてはカツオ漁と春の勢いを増してゆくのです。

※取材協力:浜名漁協
舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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