2014年02月13日13:34

南浜名湖は海の産地、舞阪港に春を呼ぶサヨリ漁の漁期が、いよいよ2月15日(土)からはじまります。※15日は土曜休漁日のため16日より
「サヨリ網を直しているぞ」と教えていただき、舞阪港の哲昌丸和久田船長、千葉丸の大場船長の網を見せていただきました。
サヨリ漁はしらす漁と同様、二艘の船が統(とう=組)を組み一枚の網口を広げながら遠州灘に網を曳く漁です。
和久田船長と大場船長はチャカ船の船長、冬のトラフグ漁、春からのカツオ漁などで活躍する船長、サヨリ漁はチャカ船が六統ほど、しらす船が四統ほどが操業します。

サヨリ網は二艘が片側づつ曳く綱の先に大きく口を開きます。和久田船長が持つのが網の口、ここには重りがつき、向こうに見える浮きの部分が水面に浮きサヨリを誘いこみます。網の先は次第に細くなり、袋状になった先にサヨリが追い込まれます。その先はジッパーがついており、サヨリ
を取り出すことができます。

サヨリ漁を前に、網の傷んだ箇所を取替え、また繕って漁に備える漁師さんは準備に余念がありません。
それではサヨリ漁の実際を紹介いたしましょう。

遠州灘に出漁した二艘のうち、網を積む千葉丸は網を流し入れ、横並びに近づく哲昌丸に片側の曳き綱を渡し、網を広げるように並んで航行します。水面近くを曳く網にサヨリが入りはじめると、長い袋となった網の先がサヨリであふれ水面に浮かびあがります。

再び横並びに船を舫い、二人の船長は網を巻く巻車の力を借りて網を揚げ、袋網の先へとサヨリを追い込みながら船縁から大漁のサヨリを水揚げするのです。
舞阪港にサヨリが水揚げされればもう春のはじまり、春を呼ぶサヨリ漁はいよいよ来週から始ります。
※取材協力:哲昌丸 千葉丸
※哲昌丸・千葉丸サヨリ漁
※舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。
舞阪港サヨリ網の準備 来週より解禁≫
カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

南浜名湖は海の産地、舞阪港に春を呼ぶサヨリ漁の漁期が、いよいよ2月15日(土)からはじまります。※15日は土曜休漁日のため16日より
「サヨリ網を直しているぞ」と教えていただき、舞阪港の哲昌丸和久田船長、千葉丸の大場船長の網を見せていただきました。
サヨリ漁はしらす漁と同様、二艘の船が統(とう=組)を組み一枚の網口を広げながら遠州灘に網を曳く漁です。
和久田船長と大場船長はチャカ船の船長、冬のトラフグ漁、春からのカツオ漁などで活躍する船長、サヨリ漁はチャカ船が六統ほど、しらす船が四統ほどが操業します。

サヨリ網は二艘が片側づつ曳く綱の先に大きく口を開きます。和久田船長が持つのが網の口、ここには重りがつき、向こうに見える浮きの部分が水面に浮きサヨリを誘いこみます。網の先は次第に細くなり、袋状になった先にサヨリが追い込まれます。その先はジッパーがついており、サヨリ
を取り出すことができます。

サヨリ漁を前に、網の傷んだ箇所を取替え、また繕って漁に備える漁師さんは準備に余念がありません。
それではサヨリ漁の実際を紹介いたしましょう。

遠州灘に出漁した二艘のうち、網を積む千葉丸は網を流し入れ、横並びに近づく哲昌丸に片側の曳き綱を渡し、網を広げるように並んで航行します。水面近くを曳く網にサヨリが入りはじめると、長い袋となった網の先がサヨリであふれ水面に浮かびあがります。

再び横並びに船を舫い、二人の船長は網を巻く巻車の力を借りて網を揚げ、袋網の先へとサヨリを追い込みながら船縁から大漁のサヨリを水揚げするのです。
舞阪港にサヨリが水揚げされればもう春のはじまり、春を呼ぶサヨリ漁はいよいよ来週から始ります。
※取材協力:哲昌丸 千葉丸
※哲昌丸・千葉丸サヨリ漁
※舞阪港のお魚さん
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