舞阪の寒中を愉しむ おひまち御膳のご馳走

カテゴリー │舞阪の伝統食文化おひまち御膳

舞阪の寒中を愉しむ おひまち御膳のご馳走

南浜名湖は海の産地、寒中に収穫の旬を迎える浜名湖牡蠣・
浜名湖海苔を摘む風情は長き間の舞阪の歴史伝統、食文化
を支えています。

2月8日に舞阪文化センターで開催された「伝統の舞阪おひ
まち御膳 舞阪の伝統食文化にふれる(浜名湖水産環境協議
会)」の膳から紹介いたしましょう。

今は乾燥する機械がありますが、かつての寒中の舞阪は海苔
干しの最盛期、家族全員で干したものだよと聞いています。
忙しい海苔干しの期間、用意された具材を自分で巻いて食べた
のが舞阪の海苔巻き「勝手巻き」の由来となっています。

舞阪の寒中を愉しむ おひまち御膳のご馳走

冬のご馳走は大根、かつて舞阪では祝い事や葬儀など人よせ
の際には共同所有しているお椀・お膳を用いたものでした。
共有する仲間との「お膳講」で四季の季節感あるご馳走を愉し
んだもの、この日も冬においしい大根が登場しています。

舞阪の寒中を愉しむ おひまち御膳のご馳走

野菜の煮物は「お平」と呼ぶ椀、舞阪自慢の生海苔やしらす干
しなどの椀も付けられ、浜名湖のあさりの吸い物をいただく、漁
師さんの多い舞阪では旬の菜は四季変りの愉しみがあるのです。

舞阪の寒中を愉しむ おひまち御膳のご馳走

「この季節は牡蠣の炊き込みご飯は欠かせないなあ」と膳を愉
しむ会においしく顔がほころんでいます。

舞阪にはこの「おひまちご膳(お日待ち御膳)」を守る会があり、
四季の季節を愉しむ会が定期的に開催され、舞阪ならではの伝
統を継承しています。

※取材協力:はまなこ里海の会 
舞阪の伝統食文化おひまちご膳
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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