南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、南浜名湖の最南端で遠州灘につながる
浜名湖は、潮の干満を利用して海の生き物たちが行き来する、
海ともいえる湖です。

浜名湖の幸を水揚げする雄踏（ゆうとう）港市場に水揚げする漁
師産の船には、台風26号通過後の漁で珍しい魚や生き物が混
ざります。
市場には揚らないものを漁師さんの船の上で撮らせていただき
ました。

「ベニツケガニ」です。

小さなガザミ（ワタリガニ）の子かと思えば、甲羅や足が赤くふち
どられています。
浜名湖はカニの宝庫、浜名湖最大のカニ「ドウマン」やガザミ、
タイワンガザミにコウマルガニなどが競りにかけられますが、他に
も数多くのカニが棲んでいます。



甲羅にみっつの星を持ち、まるでコアラの顔のようにもみえる
カニは「ジャノメガザミ」、浜名湖では「上等兵（昔の兵隊さんの
位＝三つの星の階級章」とも呼ばれています。

少量の珍しいカニは浜名湖が荒れた後などに混獲されています
が、漁師さんの手で浜名湖に戻されています。
どの生き物もきっと浜名湖の生態系のためになっているはず、浜
名湖の漁師さんは、海とそこに棲む魚たちと共に生きているのです。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　芳雄さん
※雄踏港市場のお魚さん
※浜名湖生き物みつけ隊！
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