2013年09月27日14:15

浜名湖のアサリを漁師の手で復活させよう!
今期の春にアサリ激減から観光潮干狩りをも中止した浜名湖の
アサリは、通年採貝するアサリ漁師さんの生活を圧迫しました。
全国初、アサリ漁師の手でアサリの人工種苗に取り組もう!
立ち上がったのは浜名漁協採貝組合連合会(山本兼三会長)
のみなさんです。
この古い建物はかつて海苔の種付け場として活用された建物
ですが、長い間使われることなく春には藤蔓や雑草に覆われ、
ゴミの片付けから、草刈りからはじめ、「手作りの浜名漁協アサ
リ種苗センター」ができあがり、5月28日から稼働をはじめました。

アサリ漁師の奮起に技術面サポートしたのは静岡県水産技術
研究所浜名湖分場の霜村さん、広島や三重県の先達の技術
指導も仰ぎながら「浜名湖方式」を編出しながら進めてきた種苗
は、いよいよ最後の育成槽の稚貝を取上げて、9月25日に今年
度を終えることとなりました。

最後まで稚貝を育てた六号育成槽の海水を抜き、漉し取った砂
泥の中には、まだ成育中のゴマほどの稚貝が満ちています。
大きな稚貝と、育成槽の稚貝は今年度の成果として放流となり
ます。

真夏の種苗センターは屋根が低いため、汗びっしょりの暑さの中、
流海水の育成槽の海水とて30℃を越える日もありました。
作業するスタッフより、アサリを優先させて水換えをし、少しでも
温度をあげぬよう、毎日窓を開閉し風を入れ続けています。
その作業は午前の漁を終えた午後に毎日活動した成果がこの
日に実を結んでいます。
採集された稚貝は2万粒ほどとなりましたが、そのどれもがアサリ
漁師さんたちが全国で初めて自らの手で行った成果です。
全てが「アサリ種苗センター」生まれの稚貝たちなのです。

※大きな成果をあげた仲間たちはこちらです
試行として行われた今年、早くも結果を出した浜名湖のアサリ漁師
さんたちが空になった育成槽の中に立ち満願の笑顔で写真に写り
ます。
その手にはその足許には確かな成果がありました。
さあ、浜名湖に今年の確かな成果を放流に行きましょう。
私たちが過ごした熱い努力の成果を未来の浜名湖の種として蒔き
に行きましょう。
この後、船に乗って放流に向かいます。
※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活 アサリ種苗
浜名湖のアサリ復活 今期を成功に終えるアサリ種苗センター≫
カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗

浜名湖のアサリを漁師の手で復活させよう!
今期の春にアサリ激減から観光潮干狩りをも中止した浜名湖の
アサリは、通年採貝するアサリ漁師さんの生活を圧迫しました。
全国初、アサリ漁師の手でアサリの人工種苗に取り組もう!
立ち上がったのは浜名漁協採貝組合連合会(山本兼三会長)
のみなさんです。
この古い建物はかつて海苔の種付け場として活用された建物
ですが、長い間使われることなく春には藤蔓や雑草に覆われ、
ゴミの片付けから、草刈りからはじめ、「手作りの浜名漁協アサ
リ種苗センター」ができあがり、5月28日から稼働をはじめました。

アサリ漁師の奮起に技術面サポートしたのは静岡県水産技術
研究所浜名湖分場の霜村さん、広島や三重県の先達の技術
指導も仰ぎながら「浜名湖方式」を編出しながら進めてきた種苗
は、いよいよ最後の育成槽の稚貝を取上げて、9月25日に今年
度を終えることとなりました。

最後まで稚貝を育てた六号育成槽の海水を抜き、漉し取った砂
泥の中には、まだ成育中のゴマほどの稚貝が満ちています。
大きな稚貝と、育成槽の稚貝は今年度の成果として放流となり
ます。

真夏の種苗センターは屋根が低いため、汗びっしょりの暑さの中、
流海水の育成槽の海水とて30℃を越える日もありました。
作業するスタッフより、アサリを優先させて水換えをし、少しでも
温度をあげぬよう、毎日窓を開閉し風を入れ続けています。
その作業は午前の漁を終えた午後に毎日活動した成果がこの
日に実を結んでいます。
採集された稚貝は2万粒ほどとなりましたが、そのどれもがアサリ
漁師さんたちが全国で初めて自らの手で行った成果です。
全てが「アサリ種苗センター」生まれの稚貝たちなのです。

※大きな成果をあげた仲間たちはこちらです
試行として行われた今年、早くも結果を出した浜名湖のアサリ漁師
さんたちが空になった育成槽の中に立ち満願の笑顔で写真に写り
ます。
その手にはその足許には確かな成果がありました。
さあ、浜名湖に今年の確かな成果を放流に行きましょう。
私たちが過ごした熱い努力の成果を未来の浜名湖の種として蒔き
に行きましょう。
この後、船に乗って放流に向かいます。
※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活 アサリ種苗