南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、お盆過ぎても暑さ止まない中、汗びっしょ
りで水揚げに励む漁師さんは、魚の鮮度にこだわります。

舞阪港に水揚げされる活アジは、丸丸と太り、遠州灘を泳いだま
ま網にかかり、船のデッキ下のカンコウ（生簀）の海へと放たれま
す。泳いだまま舞阪港に着けば、なにより先に活アジの水揚げが
はじまります。

活きのよさが信条の舞阪のアジの競りは船の横、競り落とせば、
また仲買さんの生簀へ、また水氷の中で氷締めとなっていきます。
美しいその姿が暴れ、やがて水氷の中で締まっていきます。



舞阪に揚るサバは、船の上から氷の中、舞阪港の選別台にあけ
て大きさ別に競り籠に移されますが、しっかり氷を効かせているこ
とがわかる氷湯気、冷気につつまれています。

汗びっしょりになって鮮度と競争する漁師さんの手元には目玉が
黒々としたサバが仕分けられていきます。

汗の男たちと、キッチリと冷やされた鮮魚たち、水揚げそのまま
の鮮度を保ち、近隣、市場へと送られてゆくのです。

※取材協力：浜名漁協
※舞阪港のお魚さん
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