浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗

浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

浜名湖のアサリを復活させよう!
全国で激減する天然アサリ、浜名湖では浜名漁協採貝組合連合会
(山本兼三会長)が、漁師の手で浜名湖産のアサリを育てる「アサリ
人工種苗・天然採苗」に取り組んでいます。

8月10日(土)はもうひとつの事業「アサリ移設事業」が行われました。

早朝6:00、舞阪港に近い北雁木(きたがんげ:江戸時代の渡船場跡)
に集まった連合会役員は、事業の目印である赤い幟を立てて準備を
はじめます。

浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

浜名湖の各地に育つ天然稚貝のある場所を、組合員からの情報で集
め、その稚貝を採り、より潮通しがよく育ちやすい漁場に移す移設事業
は、育てて採る連合会の大切な事業です。

稚貝を採る場所の選定はアサリの稚貝が成貝まで育つところ、放って
おけばアオサなどが繁茂して成貝にならない場所から移設するのです。

浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

貝を採る道具「カクワ」は、大きく育ったアサリを採る道具、隙間から稚貝
はこぼれ落ち、浜名湖に戻ります。
今回は稚貝の採集のため、目の細かい網を道具にかぶせて採貝を行い
ます。

浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

網を張ったカクワです。
浜名湖の採貝で使うこの道具は採貝漁師さんにのみ許された道具ですが、
「クマザラ」、「ジョレン」などとも呼ばれています。

浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう

早朝6:30、アサリ移設のための採貝に出発します。
今回は二班に分かれ、新幹線北水路と村櫛沖で採集を行います。

今回の取材では採貝の様子や道具などについても教えていただきましたの
でアサリ移設事業レポートと共に連載して紹介いたします。

※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
浜名湖のアサリ復活 アサリ種苗



同じカテゴリー(☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
浜名湖のアサリ復活 アサリ移設事業に向かう
    コメント(0)