浜名湖のアサリ復活 稚貝育成槽の清掃と稚貝

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浜名湖のアサリ復活 稚貝育成槽の清掃と稚貝

浜名湖のアサリを漁師の手で復活させよう!

全国初の採貝漁師自らの取り組みで浜名湖の将来を育んでいる
のは、浜名漁協採貝組合連合会(山本兼三会長)のアサリ人工
種苗、天然採苗事業です。

5月28日より始まってから二ヶ月余、6月1日よりその経過をほぼ
一週間枚に取材させていただいき、今回は12回目となりました。

弁天島乙女園内に設けた浜名漁協アサリ種苗場は、現在稚貝
育成槽でアサリの稚貝を育てています。

浜名湖のアサリ復活 稚貝育成槽の清掃と稚貝

最も育成が進んでいる育成槽には、海藻や珪藻が育ち、その下
に稚貝が育っています。
底の稚貝や海藻の成長を観察に使うのが、通称「潜望鏡」と呼ば
れるアサリ採りの道具です。

浜名湖のアサリ漁師さんは船から下り、足元のアサリを掻く場所
をこの水中めがねで覗き、効率よく掻いていない場所を探すのです。

浜名湖のアサリ復活 稚貝育成槽の清掃と稚貝

育成槽の底を潜望鏡で覗かせていただきました。
底には緑色の海藻と、茶色に見える珪藻が育っています。
アサリ稚貝の育成には珪藻が邪魔になるため、定期的にこのお掃
除が行われています。

浜名湖のアサリ復活 稚貝育成槽の清掃と稚貝

底から浮かぶように揺れる珪藻をからめとるのは熊手、丁寧に珪藻
のみを道具で取り除き、アサリの成長環境を整えます。

「海藻が育つ育成槽の底に、稚貝が育っているよ」

山本会長の言葉で、底に手を入れさせていただくと、小さなちいさな
石のようにザラリとしたものが指に触ります。
二ヶ月苦労して育てた稚貝が確かに指に触ります。

この後、育成槽に育った最大級の稚貝を見せていただくことになります。
これは明日報告といたします。

浜名湖のアサリ復活 アサリ種苗



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