舞阪印 夏の団扇のうら・おもて

カテゴリー │浜名湖(うみ)の物語

舞阪印 夏の団扇のうら・おもて

暑いあついと言えば自分に負けそうになるから、汗を大いにか
いた後は上手に涼む、そしてエコも考え、熱中症対策も怠って
はいけない。

南浜名湖の港には暑い夏も寒さの冬も涼しい顔をしているもの
たちがいる。氷りを効かせた魚たち、カニたち、エビたち海の幸
たちはたっぷりの氷の中にいるのです。

始めてこの生き物を見たときは、発見に近い興奮をして、掴んだ
つもりでとり落とし、悪いことに脚の甲に落とした。
ギザギザの甲羅の周りは、そのまま脚に突き刺さり、痛い思い
をした。

ウチワエビである。

舞阪印 夏の団扇のうら・おもて

カブトガニだのウチワエビだのセミエビなどといえば、海の怪物、
珍しい形をしていてワクワクする。
その面白い形を見て興奮しながら、これは美味いものだとも聞く、

表からみれば薄くて身が少ないだろうと想像するが、裏返して
みれば、尾から胸まで続く大きな身が見えている。
この身は南浜名湖の伊勢エビ、伊勢エビ以上とも言われる身、
茹でていただけば、まずはロブスター味、これをほぐしてサラダに
して食べればうまいことこの上なし。

先の記事で紹介したように、舞阪港に近い焼鳥肥後の大将が
ウチワエビを買い付けたのを見て、すかさす聞けば、焼いたほう
がずっとうまいという。

魚はその種類の多さ、その料理方法の多様さで私たちを楽しま
せてくれる。
暑いあついという季節、舞阪港には団扇(ウチワ)が並んでいる。

そこでこれはうまいですヨと煽ってみるのである。



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