いかり瀬自然観察会 ツメタガイの卵塊を駆除する

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いかり瀬自然観察会 ツメタガイの卵塊を駆除する

南浜名湖舞阪の自然を守ろうと活動する「舞阪の自然を守る会(寺
田久美子会長」は、定期的に弁天島の向かいの瀬、赤鳥居が立つ
いかり瀬の自然観察会を開催しています。

6月22日(土)にいかり瀬に渡った観察会メンバーは、南の瀬に達し
ます。
大潮は潮が最も引く日、南の瀬には面白い海の生き物を発見する
ことができます。
まるで海の富士山のようなこれは、タマシギゴカイの卵塊と糞塊です。

いかり瀬自然観察会 ツメタガイの卵塊を駆除する

この瀬でメンバーが見つけたのは、おびただしいツメタガイの卵塊です。
浜名湖はアサリの不漁の年となり、採貝(アサリ採り)漁師さんが、ア
サリを食害するツメタガイの卵塊を定期的に駆除しています。

また新たに浜名湖のアサリを復活させようと、種苗・採描事業に取り組
んでいます。この卵塊を見つけたなら駆除しなくてはなりません。

いかり瀬自然観察会 ツメタガイの卵塊を駆除する

ツメタガイは浜名湖では「ウンナイ」と呼ばれています。
この卵塊は「砂茶碗」と呼ばれるように、砂で作られた茶碗を伏せたよ
うな形をしています。 歩く度に見つける卵塊はアサリの大敵です。

いかり瀬自然観察会 ツメタガイの卵塊を駆除する

手の上の巻き貝がツメタガイ、6月に産み付けられる卵は三週間ほどで
孵化し、ひとつの砂茶碗に1万個ほどの卵が入っていると言われます。
乾いて潮がこないところまで運び、放置すれば駆除ができます。

海浜植物の観察会ではありますが、しばし海岸の卵塊駆除に努めた会
となりました。

いかり瀬自然観察会6月
いかり瀬自然観察会5月
※取材協力:舞阪の自然を守る会
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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