舞阪港 遠州灘の金色マスクマンはだあれ

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舞阪港 遠州灘の金色マスクマンはだあれ

南浜名湖は海の産地舞阪港市場に、まるでメキシコのプロレスラー
(ルチャリブレ)のマスクマンのように派手な魚が水揚げされました。
全身が金色に輝き、緑や青の色も持つ、キラキラまぶしいこの魚は
ちょっと悪党顔をしているのです。

額には数々の傷があり、その傷からかつての名プロレスラー「アブ
ドラ・ザ・ブッチャー」を思い出してしまうのです。

舞阪港 遠州灘の金色マスクマンはだあれ

筋肉質の尾は尾ビレの前で見事にくびれ、こんなに大きなヒレを持
っています。
この魚は遠州灘や沖の魚のアスリート、まさにゴールドをまとうに
ふさわしい泳ぎやジャンプまで見せてくれる魚です。

舞阪港 遠州灘の金色マスクマンはだあれ

背にはこんなに立派なタテガミまで持ち、釣れたなら右に左に暴れ、
さらに1メートル以上ジャンプして糸を切ろうと闘う遠州灘の格闘家が
この魚です。

さてこの魚の名前がわかったでしょうか。

舞阪港 遠州灘の金色マスクマンはだあれ

遠州灘の美しい温かい海に泳ぎ、主に潮目(二つの潮のぶつかるとこ
ろ)に流れ集まる浮き藻や浮遊物について小魚を獲るこの魚の名前は
「シイラ」です。

遠い黒潮の海で初ガツオを釣る曳き縄の先のバケ(疑似餌)に飛びつ
いてきたというシイラが水揚げされていたのです。

昨年、一昨年と「遊漁魚哲昌丸シイラを追う」で連載したあの遠州灘の
闘魚を今年初めて見ることができました。
シイラは初夏と共に遠州灘近くにやってきます。
そしてまたあの見事なジャンプを見せてくれるでしょう。

※取材協力:浜名漁協 

舞阪・雄踏港かくれんぼ

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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