春待ち舞阪港 ホウボウ セイゴ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

春待ち舞阪港 ホウボウ セイゴ

春は雨の度に近づいてくる。雨の翌日は風が吹き、灘(海)が
なかなか落ち着かない2月も終盤、いよいよ舞阪港に鯛網漁
の解禁が近づきます。

冬に活躍した底曳き漁より浅く網を降ろす鯛網漁はその名の
通り鯛を多く獲る漁ですが、その他の美しい魚たちも水揚げさ
れます。

ホウボウです。美しく赤いホウボウは美しい羽のようなヒレや
脚のように変化したヒレを持つ面白い魚ですが、もう一つその
名のつけられた語源だと言われるのが、その鳴き声です。

ホウボウを持つと「ボーボー」と鳴き声をあげるのは、浮き袋に
空気を出し入れして鳴くのだとか、持たせていただくと確かに
ボーボーと鳴くのです。ボーボー鳴くからホーボー、港で魚種
を書く札には「方々」などと書かれています。

※ホーボーの話題はこちらです。

春待ち舞阪港 ホウボウ セイゴ

こちらは「セイゴ」、ご存じのように出世魚であるセイゴは、舞阪・
浜名湖ではセイゴ→マダカ→スズキと大きさによって呼び方が
変ります。

小さなものはセイゴ、1mほどまでに成長すればスズキとなります
が、途中である「マダカ」は微妙なところ、スズキまでは大きくな
いことから「マダカ」と呼ばれるとか。

ルアーフィッシングではシーバスとも呼ばれる海の魚は、今切を
通じて浜名湖全域で漁魚となり、ルアー釣りの対象ともなってい
ます。

※取材協力:浜名漁協



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