舞阪港 新星丸 鯛網漁

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港 新星丸 鯛網漁

舞阪港の午後、船首デッキ下に流海水を満たしたカンコウ(生け
簀)を持つ鯛網漁船「新星丸」が市場に横付けされています。

鯛網漁とは文字どおり真っ赤なマダイ、黒いクロダイやスズキ(
マダカ、セイゴ)などを獲る網漁、鮮度が命の活魚の競りは横付
けされた船の横ではじまります。

舞阪港 新星丸 鯛網漁

カンコウが大ダモ網ですくう魚は船上のタライにあけられ、魚種
や大きさに分けられます。
分けられるやいなや市場にあげられて競りが始まるのが鯛網漁、
活魚を扱う漁師さんは勢いよく魚を選別し水揚げします。

舞阪港 新星丸 鯛網漁

海水に入った魚が満ちる樽をボウラ(魚用の青い籠容器)にあけ
るのは働き者の女衆の仕事、重いボウラを勢いよくあけては計量
に運び、すぐ競りに並べます。

舞阪港 新星丸 鯛網漁

この時期のマダイは寒ダイと呼ばれ見事なその身は刺身にして
楽しむもの、年末の需要が高い高級魚は数キロものが珍しくあり
ません。

舞阪港 新星丸 鯛網漁

足下にボウラに入った鯛が届くたびに競り声が大きくかかり、年末
の舞阪港は活気があがっています。

舞阪港の魚漁は年末28日まで、しらす漁は前日27日までとなって
います。

※取材協力:浜名漁協



同じカテゴリー(舞阪港市場のお魚さん)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪港 新星丸 鯛網漁
    コメント(0)