南浜名湖あそび隊！

夏の間のしらすの豊漁で、同じ船を使う魚曳きと呼ばれる網漁はお
休みとなっていましたが、秋と共に再開、真っ赤な活鯛をはじめ、青
物の魚も水揚げがはじまっています。

船で氷絞めされた魚は、港にボウラ（容器）ごと水揚げされ、選別台
の上で魚種・大きさ別に分けられて計量さて競りにかけられます。

「ムツ」です。

先日の「アカムツ」のように大きな目を持ち、脂ののった文字どおり
ムッチリとしたムツも高級魚、選別台から一番に選び抜き取られます。
他の魚とは明らかに違うムツに仲買さんの目利きがはじまります。



夏の雄踏港ではごく小さなものをみかけた「ショゴ」ことカンパチです。
浜名湖は海の魚のゆりかごとなり、やがて遠州灘で大きく育つ魚たち、
秋からは遠州灘で網にかかります。

美しい刺身、煮物となるショゴ、海に出れば一気に大きくなるという秋
のご馳走魚は育つ魚を見る楽しみがあるものです。

※取材協力：浜名漁協