南浜名湖あそび隊！

平たい魚、ヒラメとカレイをひと目で見分けるには腹を下にしてどちら
を向いているかで判別する。「左ヒラメに右カレイ」と言われますから
これはカレイとなる。

こんな簡単なことでも瞬時にヒラメ！カレイ！となるには案外の時間が
かかります。

「イシガレイ」です。

厚みの厚いカレイは刺身用、イシガレイの特徴は鰭の下に長いコブの
ような「イシ」があることでわかります。
皮が変異したものですが、これをそぎとらないと、ここが臭みを持ってい
ると言われます。



活けで水揚げされるこの写真を見れば、ヒレの下に長いイシを持ってい
るのがわかるでしょう。

それにしてもイシガレイは小型でありますが、それより巨大にみえるク
マエビの大きさには驚くものがあります。
浜名湖の水底に夏から秋に泳ぐこの巨大なエビがいることなど、市場に
通わねば知ることがなかったことでした。

雄踏港市場は籠でのヤマ売り、この写真はイシガレイ、クマエビにコチ
まで入っている秋の浜名湖のバラエティセット、お買い得なお楽しみセット
で競られていきました。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　よらっせYUTO