雄踏港市場 競りの流儀

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん

雄踏港市場 競りの流儀

初夏となり南浜名湖の各港は魚種と量が増え、活性があがって
います。

勢いと言えば競り、浜名湖ものが水揚げされる競りの様子を紹
介いたします。

「さあ、やってよ~」、浜名湖では競り人さんは競り札を読むこと
から「札読み(ふだよみ)」と呼ばれています。
ズラリならんだ列の最初から一カゴごとに競りがはじまります。

雄踏港市場 競りの流儀

仲買人さんは札読みの足元の魚を見て、裏側に屋号を印刷した
小さな札(短冊のような)に競り値をすばやく書いて渡します。

札が出揃えば札読みは最高価格と落札した仲買さんの名を呼び、
隣で伝票を書く女性がその値と名を復唱します。
(雄踏港の伝票を読む女性の声はウグイス嬢のようにステキです)

雄踏港市場 競りの流儀

札読みは復唱の間に落札札をカゴに置いて、間違えて運ばれるこ
とのないようにしています。

雄踏港市場 競りの流儀

競られる列は一人の漁師さんが獲り並べた列となっています。
札読みの後ろに控えた漁師さんは、落札した仲買さんの荷の仮置
き場へ魚を運びます。

次々と競りが続くこの列のカゴを一人で運ぶのでは間に合わない。
そこは仲間の漁師さんが互いを手伝って運ぶ様子を見ることができ
ます。

一刻も早く新鮮な魚を新鮮なままにリレーがここから始まっているの
です。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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