舞阪港カツオ漁 漁徳丸の04:20分

カテゴリー │漁徳丸 黒潮のカツオ漁

舞阪港カツオ漁 漁徳丸の04:20分

舞阪港からはるか南の海へ、西から東へ強く流れる黒潮の本流
は太い幹から枝潮を伸ばし、黒潮の子「カツオ」を連れて流れて
います。

4:20分、早暁の黒潮上で漁徳丸は支度をはじめています。
どの魚も同じ、朝まずめの活性を狙います。

舞阪港カツオ漁 漁徳丸の04:20分

両舷から伸ばした曳縄棹(ひきなわざお)にそれぞれ三本の縄を
曳いています。それぞれの縄の先には海面を跳ね、水しぶきをあ
げる道具、その先に蛸を模したバケ(疑似餌)、ハリがついています。

舞阪港カツオ漁 漁徳丸の04:20分

左右三本づつで六本、船尾からさらに二本の縄が曳かれます。
合計八本を曳きながら漁徳丸は進みます。

エージ船長はコップピットの上から顔を出し、操船しながら鳥が群れ
るトリヤマを探します。

舞阪港カツオ漁 漁徳丸の04:20分

船尾からすぐ、バケを加えたカツオが水面に躍り上がります。
黒潮の海の一匹目、黒潮の興奮は伝播して黒潮の子たちが狂い
はじめます。

まだ写真にならぬ操業の蒼い海を8本の縄は左右に近く遠く曳いて
騒ぎまわる黒潮のカツオまつりがはじまります。

※取材協力:漁徳丸



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