舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

舞阪港に水揚げされるカツオは、舞阪からはるか数十マイル、黒
潮に揺れる船上で曳き縄(トローリング)を手で手繰り、取り込んだ
カツオを一匹づつ絞めて持ち帰る「モチガツオ」で人気があります。

連休明けの舞阪港はいよいよシーズンを迎えたカツオが豊漁とな
りました。
お世話になっているエージ船長の漁徳丸が水揚げに戻ります。

舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

釣れたカツオは後部デッキ下にある「カンコウ」の中に丁寧に並べ
られ海水と氷で新鮮さを保ちながら厚いスポンジで重なられて運ば
れてきます。
舞阪のカツオが傷もなく美しいのはこの方法で運ぶ手間をかけてい
るからです。

舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

船長はカンコウのまわりに並べたボウラ(青い魚用の容器)に大き
さ別に仕分けていきます。
一匹づつ大切に扱うことで舞阪のブランド「モチガツオ」の値打ちが
あがります。

舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

港の計量所でボウラごとに重量を量り、浜名漁協の職員が船名を
書いた札に重量を入れて渡します。
列に並べるカツオは列の合計重量が示されます。

舞阪港カツオ豊漁 漁徳丸

計量札を受けた船長は海水で清められた市場の床にボウラごとの
カツオをズラリと並べていきます。ここまでがカツオ漁師さんの仕事
です。

「やってよ~」、浜名漁協の競り人「札読み」さんが仲買さんを集め、
「はい、漁徳丸カツオ」と示し、札が入ります。
札に列毎の競り値を入れた札が札読みさんに渡り、「はい一番は
------円、------」と最も高価な値と仲買さんの名が告げられます。

※取材協力:漁徳丸・浜名漁協



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