2011年11月06日07:05

舞阪港の鯛網漁の船が水揚げに戻ってくると、水揚げされるボウ
ラごとにセリがはじまります。
船のカンコウ(生簀)には酸素が送られ、そこから網ですくわれ
る活き鯛は大タライに開けられます。

その周りに並べられた大樽に海水がいれられ、鯛は大きさ別に分
けられます。
鯛は針のように尖った背びれを持っていますから、こうして両手
で包みこむように持つのです。

分けられた鯛はボウラに入れられ水を切られて計量となり、セリ
にかけられていきます。
ボウラごとのセリが終われば、活き鯛は仲買さんの生簀へとすぐ
に運ばれます。

仲買さんは近隣地域だけに舞阪の活き鯛を出荷するだけではあり
ません。
関東や関西で人気がある舞阪の鯛は、こうしたスチロールのケー
スに仕切りをして、活かしたままで運びます。
このケースには「ブクブク(酸素発生器)」がついていますが、
これは使い捨てなのだそうです。
翌朝には大都会のセリ場で「舞阪鯛」として扱われるのです。
※取材協力:浜名漁協
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カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港の鯛網漁の船が水揚げに戻ってくると、水揚げされるボウ
ラごとにセリがはじまります。
船のカンコウ(生簀)には酸素が送られ、そこから網ですくわれ
る活き鯛は大タライに開けられます。

その周りに並べられた大樽に海水がいれられ、鯛は大きさ別に分
けられます。
鯛は針のように尖った背びれを持っていますから、こうして両手
で包みこむように持つのです。

分けられた鯛はボウラに入れられ水を切られて計量となり、セリ
にかけられていきます。
ボウラごとのセリが終われば、活き鯛は仲買さんの生簀へとすぐ
に運ばれます。

仲買さんは近隣地域だけに舞阪の活き鯛を出荷するだけではあり
ません。
関東や関西で人気がある舞阪の鯛は、こうしたスチロールのケー
スに仕切りをして、活かしたままで運びます。
このケースには「ブクブク(酸素発生器)」がついていますが、
これは使い捨てなのだそうです。
翌朝には大都会のセリ場で「舞阪鯛」として扱われるのです。
※取材協力:浜名漁協