漁徳丸 遠州灘の等深線を測る

カテゴリー │漁徳丸深浅測量遠州灘浸食調査

漁徳丸 遠州灘の等深線を測る

美しい松が白い砂の浜に続く、遠州灘はどこまでも続く美しい
砂浜を持っています。

この海岸の砂が浸食されていることは聞いていても実際に海か
ら見ることはありません。

漁徳丸のエージ船長が誘ってくれたのは、測量の不二総合コン
サルタントのみなさんが年間計測している遠州灘沿岸の深浅測
量調査への同行です。

漁徳丸 遠州灘の等深線を測る

船に調査機器(GPS、深浅測量システム)を積んだ漁徳丸は天
竜川河口の西側に達します。
その沖2キロから岸に向かって、モニター上に定められたライ
ンをトレースしながら測量が続きます。

漁徳丸 遠州灘の等深線を測る

天竜川河口は天竜川の圧倒的な水量が海に出て、その流れは西
へ向かいます。このあたりの海岸が危険なのはこの岸から西へ
向かう強い流れがあることは知っています。

その流れは漁徳丸を岸に直進させることを阻みます。
エージ船長は操舵に集中して測量ポイントの上に船を通して
いきます。

漁徳丸 遠州灘の等深線を測る

山に行けば地図で等高線を見ますが、海では等深線という図が
あるそうです。これを調べるためには岸にギリギリ近くまで測
量船を寄せることが必要です。

岸に続くテトラポットギリギリまで寄せる船長、怖いほどに近
づいてまた沖へ戻ります。
慎重な操船と緊張の中に深浅測量の漁徳丸はいるのです。



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