漁徳丸 妙将丸の刺し網仕掛けを見る

カテゴリー │漁徳丸深浅測量遠州灘浸食調査

漁徳丸 妙将丸の刺し網仕掛けを見る

漁徳丸のエージ船長に誘っていただき、天竜川河口から馬込川
河口の海岸侵食対策のための深浅測量に同行させていただいた
だきました。

帰路、船長のご厚意で刺し網漁の妙将丸が網を仕掛ける様子を
見学させていただきました。

刺し網漁は同じ漁をする仲間と網を仕掛ける場所が重なっては
いけません。

刺し網は延長1キロ弱もの長さを持つ長い網です。
その網が仕掛けられた場所を特定するために、網の両側には旗
浮き(写真の左端に見えている赤い旗)を浮かせます。

漁徳丸 妙将丸の刺し網仕掛けを見る

波打ち際に並行に仕掛ける長い網の西の端は赤い旗浮き、東の
端には黒い旗の浮きを浮かべることで、仲間の仕掛けた網と重
ならない目印とするのです。

仲間の赤い旗からさらに東へ向かった妙将丸は黒い旗浮きを投
入します。ここから西へ網を仕掛けてゆくのです。

漁徳丸 妙将丸の刺し網仕掛けを見る

浮きとイカリを沈めた妙将丸は西へと網を入れながら進みます。
刺し網はその名のとおり、魚が泳いで網にぶつかるとからみつ
いてしまう網です。
岸からも沖からも海の底に垂らされた網で魚を待つのです。

漁徳丸 妙将丸の刺し網仕掛けを見る

網は一艘二枚まで、午後に網を仕掛けた妙将丸は深夜0時頃に
網を揚げにまたこの海域に向かいます。

「最近はガニが多く獲れるよ」妙将丸に乗り組む船長のお父さん
ショーゴさんに漁の様子を聞きました。

うかつなことに、妙将丸の船長はあの「はまなこ里海の会」の
代表、えんばい朝市でもお世話になっている方なのでした。

弁天小僧うっかりだあ!今度しっかり挨拶させていただきます。



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