南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の夏はワタリガニの季節を迎えています。

浜名湖の幸が集まる雄踏（ゆうとう）港市場に揚がるワタリガニは写真のガザミにタイワンガザミ、イシガニなど。ワタリガニは最も後ろの脚先がボートのオールのような形となる遊泳脚を持ち、泳ぐことができます。

ワタリガニは何度も脱皮をして大きく育ちますが、大きなものは蒸す・茹でるなどして愉しみます。



やや小さいものはカニ汁にして愉しみましょう。

かつて紹介した写真を使って紹介します。

小さなカニはよく洗い、身を食べやすくまた出汁が出るように二つに割ります。

メスには写真のようにミソと呼ばれる内子がたっぷり入っている場合があります。



あとは味噌汁を作るのと変わりません。

カニは茹でると甲羅を真っ赤にさせてカニ独特のおいしい匂いを放ちます。浜名湖のワタリガニのエキスが溶け込んだカニ汁ができあがります。

盛りつけたワタリガニのカニ汁は二つに割ったカニの身を愉しみながら、たっぷりのカニ汁を味わいます。



小さめのカニは大きなものより安く、数が買えますので大人数で愉しむことができます。

聞けば小さなカニも大きなものと同じように蒸す・煮るなどしたものを夏のBBQなどに持ち込むのもよいそうです。

浜名湖のワタリガニは浜名湖ものを扱うお店で手に入れてお楽しみください。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　調理：敦子さん

南浜名湖あそび隊！