浜名湖雄踏港 ヒラアジの仲間・アカカマス

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浜名湖雄踏港 ヒラアジの仲間・アカカマス

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖は海の魚の幼魚の育ちの海、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」には夜の潮に乗って移動するさまざまな魚が入ります。

これは10cm程度のヒラアジやカイワリの仲間の幼魚、アジとは違い体が丸い魚ですがアジの仲間の印、ゼイゴ(ゼンコ)があります。

浜名湖雄踏港 ヒラアジの仲間・アカカマス

遠州灘の幸を水揚げする舞阪では既に掴むほどの大きさに育っているカマス(アカカマス)も浜名湖のものはまだ成長中です。

カマスは育てばサンマ級の大きさとなりやや体が丸く、見は水っぽいと言われますが開いて一夜干しすれば旨みが凝縮し、アジの干物と並ぶ干物魚として愛されています。

秋の深まりと共に大きく育ち脂を持ったカマスは刺身にして皮を炙って食べるのが楽しみです。

カマスの仲間にはヒレが黄色く本カマスと呼ばれる写真のアカカマスのほかにもヤマトカマス・オニカマスなどが水揚げされますがヒレの色で判別できます。

秋の深まりと共に育ちの海の魚も育ち熟れてくる。浜名湖の魚は遠州灘より少しゆっくり育ってゆくのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん

<感謝>

しばらくここで開催をお伝えした「第一回浜名湖フォークフェスティバル」は昨日2024年9月29日(日)に多くのご来場者をお迎えし大盛況となりました。

応援いただきありがとうございました。

https://hamanakofolkfestival.hamazo.tv/


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