浜名湖雄踏港 梅雨アナゴの季節はじまる

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浜名湖雄踏港 梅雨アナゴの季節はじまる

浜名湖生き物みつけ隊!

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は初夏のアナゴの季節がやってきています。

アナゴは一見ウナギに似ていますが大きな特徴は目が目立たないウナギに対し目がパッチリとしていること。

そこから浜名湖では「メジロ(目白)」とも呼ばれています。

側線沿いに白い星が並ぶのも見分けるポイントです。

浜名湖の浅瀬には多くの藻場(アマモなどが茂る)があり、海の魚の幼魚やカニ・エビなどの隠れ家となりゆりかごとなっています。

浜名湖雄踏港 梅雨アナゴの季節はじまる

夜行性のアナゴは藻場などで狩りをする雑食魚、この季節に育ち浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」や専門の漁ツボ漁(エサを入れた筒を沈める)などで獲られています。

アナゴは活性が強い魚、浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場などに水揚げされますが活魚で並ぶ競りでは浅い籠の中から飛び出すことしきり、多く水揚げされる場合は網に入れられて競りが行われています。

アナゴの旬は初夏から、梅雨アナゴと呼ばれる6月のアナゴがハシリから旬をむかえる浜名湖の名物ともなっています。

浜名湖雄踏港 梅雨アナゴの季節はじまる

この季節の魚が混獲される角立て漁師さんの籠の中にコノシロやシマウシノシタと共に見ることができるアナゴ。

浜名湖といえばウナギが名物ですが、アナゴもウナギと同じニョロニョロ類、浜名湖料理店で楽しむほか、地域では自ら開いて楽しむ地域の食文化でもあります。

浜名湖といえばウナギとアナゴ、見かけましたら地産のアナゴをお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
南浜名湖あそび隊!


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