南浜名湖あそび隊！

朝の冷えが陽射しに温められてゆく朝、風静かな遠州灘に舞阪・新居シラス漁が出漁しています。活魚・鮮魚漁は火曜の定休漁日で出漁はありません。

浜名湖の雄踏・湖西鷲津市場は開市し、この時期だけの楽しみ、アユゴ（湖アユ：特別採捕）が豊かに水揚げされています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか幅200mの海道、ここが今切口（いまぎれぐち）です。

浜名湖で（舞阪でも）は浜名湖をカワと呼んでいます。「今朝カワいったらのー」というように表現する漁師さん。おそらく海とを分けて表現しているのかもしれませんが、じつは浜名湖は河川法上は都田川、なんと川とも言えるのです。



この時期のカワの楽しみはモンコウイカ・コウイカ釣り、もちろん漁の対象となり水揚げされています。

春と共に浜名湖にやってくるイカたちは浜名湖に多い藻場などに産卵します。やがて孵化した新イカたちは夏に漁の網にかかります。
釣り場などの足下が真っ黒になっていたらこれらのイカが揚ったところ（汚さないようにしましょうね）です。

別名スミイカ（コウイカ）とも呼ばれる多くのスミを吐くイカたちの季節がやってきています。
ちなみにこのイカはモンコウイカ、体のこの紋で判別できますが、キスマークみたいに見えませんか？

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新！海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

舞阪・浜名湖の自然を毎日紹介する「舞阪の自然を守る会」のブログはこちら。