南浜名湖あそび隊！

南浜名湖も秋が深まり、漁は冬漁のトラフグ漁、底曳き漁ではメヒカリ、早朝には浜名湖牡蠣が水揚げされ浜名湖海苔が育っています。

夏には磯遊びで賑わった弁天島の瀬は鳥たちの瀬になっています。

浅い瀬に海の潮がやってくる時間はユリカモメたちの漁の時間、小さなイワシなどが群れてやってくれば鳥たちの舞が始まります。



瀬に集まる鳥たちには漁法によるのテリトリーがあります。

高い空から舞い降りるトンビは浮いている魚を掴み、ユリカモメたちは海面に浮かぶことができますが同じく浮いてきた魚を、唯一黒いカワウたちは海に潜っては魚を獲ります。

時に三種の鳥は連携し、大きな群れを潜って追い回すカワウが海面へと追い込んだ魚をユリカモメやトンビたちが獲っています。



秋に渡って来るカワウたちが弁天島の瀬にその数を増やしてきています。

大群となって魚を追う鳥の漁師さんは早朝に漁を行い、その後は瀬に群れて羽を干しています。

早朝に群れとなって浜名湖各地の営巣地から海へと向かうカワウの大群を見るようになる季節がはじまろうとしています。

鳥たちの数は豊かなる浜名湖の印、遠州灘・浜名湖の冬漁がはじまった鳥の漁師さんの姿です。

※舞阪港カワウ・カモメの海