南浜名湖あそび隊！

浜松の食文化といえば餃子が有名ですが、さてさらに子供の頃から慣れ親しんだ食にお好み焼きがあります。

今や遠州焼きとも呼ばれますが、広島のお好み焼きを広島焼きとことさらに呼ばないように、沢庵が入った薄焼きを私たちはお好み焼きと呼んでいます。

浜松がお好み焼き文化の町なら静岡はおでん文化の町、あの真っ黒いスープ（煮汁）と黒はんぺんをおでんと呼んでいます。



※第10回静岡おでんフェア

静岡でもう第10回を迎えるイベント「静岡おでんフェア」が昨日3月11日（金）から13日（日）まで開催されています。

このイベントに参加を誘われ、参加を決めたのは舞阪漁港えんばい朝市や、ツメタガイ料理の一連の試食会などを開いている静岡文化芸術大学食文化研究会（米屋武文教授ゼミ）のみなさんです。

なんと学生主体の出店はおでんフェア初、それも浜松からの参加として注目されています。



静岡文化芸術大学と一連の活動をサポートする「うまいさかプロジェクト（南浜名湖.comも参加しています）」は1月におでん出店を前に出店販売品を研究しています。

浜松にある大学として出店するおでんとして、学生が考えたのは浜松の産品を多く含むこと、舞阪の味を伝えることでした。

学生たちが参加した舞阪漁港えんばい朝市で知った舞阪のソウルスープ、青海苔のスープでおでんを煮こみます。



地域の味をおでんの串に加えよう、協力いただいたのは浜松で健康な豚を育ておいしい豚肉・ソーセージなどを生産し、農家レストランを経営する「とんきい」のみなさん、浜松駅前パレスホテル地下の「りょうぶんばし」など、多くのみなさんです。



今日から第10回静岡おでんフェアに出店する静岡文化芸術大学食文化研究会＋うまいさかプロジェクトが考えたおでんには、浜松の水耕栽培のプチトマト、とんきいの特製おでんソーセージ、三方原ばれいしょ、今回は間に合いませんでしたが将来は湖西のうずらの卵を予定しています。

さらに学生が工夫したのは、この季節の舞阪の香り、生海苔を使ったスープに浸してサービスする「うまいさかおでん」です。

浜松で学ぶ学生たちが初の学生出店として静岡おでんフェアに浜松の自慢の産品で作ったおでんを発表する。
活躍にご期待ください。

※うまいさかプロジェクト
※第10回静岡おでんフェア
※とんきい
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