11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

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11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

南浜名湖は海の産地、舞阪唯一の練り物店「魚秀」に行けば元気な女衆に声をかけていただきました。

「恵比須講の準備で大忙しだよ。見ていって」

今年は静岡文化芸術大学食文化研究会(米屋武文教授ゼミ)に協力して舞阪漁港えんばい朝市で「うまいさかおでん」などを出店販売した魚秀は定番練り物の製造に加え新しい開発が盛んな店です。

11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

舞阪では11月20日(旧暦10月20日)は恵比須講が行われています。

商売繁盛の神様である恵比寿様に一年の感謝をこめて「鯛はんぺん」や「お平(れこん・長いも・しいたけ・こぶ等を煮たもの)」、おなます(大根と人参の酢の物)、お桜ごはんをお供えしています。

11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

魚秀では男衆が作った鯛はんぺんを山と積んで働きものの女衆が目を入れる作業をしています。

かつて鯛はんぺんの目には黒豆を入れていましたが、今は焼きゴテで丁寧に目を入れています。

11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

作業場で木型を見せていただきました。

今は機械での製造が多くなりましたが、古い木型を多く残す魚秀は限定木型による生産も続けられています。
魚秀は創業70年、漁師さんに聞けば、かつて獲った蒲鉾材料向けの魚を魚秀に持ってゆくと、魚の代として蒲鉾をもらったと聞いています。

11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

11月20日の恵比須講まで製造が続く魚秀の鯛はんぺん・おひらはんぺん作り。
漁業の町で今も続お客様のく商売繁盛の祈りをこめたはんぺん作りです。

11月20日は恵比須講 鯛はんぺん・おひらはんぺん製造はじまる 舞阪魚秀

「イチローさんも商売繁盛ね!」

帰りにいただいたのが「おひらはんぺん」、はんぺんでできたレンコン・長いも・しいたけ・こぶに鯛が入っています。
これを供え、そしてありがたくお下がりをいただき商売繁盛を祈りましょう。

この期間の限定品、魚秀の鯛はんぺん・お平はお店で近隣のスーパーでお買い求めください。

※取材協力:魚秀
魚秀ホームページ
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