南浜名湖あそび隊！

舞阪岐佐神社祭典は神の渡御に大太鼓・手踊りで供する祭り、いよいよ神社に迫る御神輿を先導する年番仲町朝日青年太鼓が社殿への石段を上がります。

海辺の町舞阪はどこも平坦ながら岐佐神社はこんもりと盛り上がる丘の上、石鳥居から社殿前には２８段の石段を上がります。



木遣りに唱和しながら石段を数段ごとにあがる大太鼓は、前では綱を曳き、後ろからは青年がこじあげながら進みます。

石段あがりと供に傾き仰ぐほどの大太鼓に挑む青年の勢いは増していきます。

年番年、神の前を叩き清めてあがる晴れの姿を披露します。



木遣りに「ありゃりゃんりゃん、よーいとこよーいとこせー」と唱和し、ヨイショヨイショとあげる太鼓、太鼓の運行は青年に託されていますが、ここばかりは青年を卒業した中老のみなさん、町内の衆が力を合わせての石段あげです。



大太鼓が真横を通りすぎればその炸裂音に驚く、音圧を持って響く大太鼓は舞阪の華、太鼓台に釣られた大太鼓がガタンガタンと石段をあがっていきます。

各町大太鼓は石段をあがり、社殿前に座れば「五分間」叩くを許されています。

その時間を叩ききって各町の大太鼓は鳴り終えてゆく、まだ後ろには西町・砂町・新町の大太鼓が続いてきます。



仲町の大太鼓あがれば、後ろに神の列が石段をあがっていきます。
振り返れば御神輿が鳥居をくぐってくる。御神輿納まりのクライマックスが迫ってきます。

※岐佐神社ホームページ
※岐佐神社祭典2015（仲町年番）
※岐佐神社祭典2014（新町年番）
※岐佐神社祭典2013（砂町年番）
※岐佐神社祭典2012（西町年番）
※岐佐神社祭典2011（仲町年番）