南浜名湖あそび隊！

舞阪岐佐神社祭典の進行を追って歩き、伝えればその中に伝えきれなかった多くの写真が残ります。

祭りは舞阪衆総出演、祭りの進行の中心は青年ながら、多くの中老・それ以上の人が関わります。
祭りを歩けば全て時間通りに進行する様子を見ることができます。



社殿から御神輿で出立したことを伝えるチリンチリンが石段を下りていきます。
石段下で待つ私たちは神の列を迎える時を知ることができます。



続いて三本指を立てて三人の年番青年が駆け下りてきます。
三度の使いです。

年番は御神輿渡御の列の進行などを後続する三町に知らせる使いを送ります。

三度の使いというように続き二度目、三度目と指を減らして走り、三度目の使いで太鼓を叩きはじめる、終了するなどを伝えます。



往還通りを進んだ往路、国道を渡ろうとする御神輿の進行も時間で決められています。

時計を合わせた各町の青年４人が指で示して出立の時間を知らせます。



稲荷山に御神輿納まり、チリンチリンに続き青年が後続する敬愛青年（西町）に使いをしています。

使いは三人、受ける青年も三人、中央に立つ年長の青年が使いの服装を正し、決められた使いの所作を行い伝達を受けています。



御神輿を先導し御神輿を担ぎ、大太鼓・手踊り賑やかにゆく岐佐神社祭典。

その進行には年番町と続く三町との時間ルールが厳密に守られています。

祭りの楽しみ方のひとつに、青年たちの活躍を見ることがあるのです。

※岐佐神社ホームページ
※岐佐神社祭典2015（仲町年番）
※岐佐神社祭典2014（新町年番）
※岐佐神社祭典2013（砂町年番）
※岐佐神社祭典2012（西町年番）
※岐佐神社祭典2011（仲町年番）