南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、舞阪港のしらす漁は12日の水産まつりをまたいで５日間連続の豊漁が続いています。
舞阪にしらすと景気を運ぶ舞阪しらす船の親方・乗り子さんが今日も満載のしらすを積んでの凱旋です。

舞阪しらす漁は、現在舞阪郷土資料館で開催中の「船びき網漁の発祥地 舞阪しらす漁いまむかし展」のタイトルのとおり、二艘で網曳く船びき漁でしらすを獲っています。しらすを獲る漁師さん、そのしらすを即日加工する加工業の両輪で、舞阪は全国に誇る「舞阪しらす」を製造し全国に出荷しています。

いまむかし展に協賛された「舞阪しらす親分」こと丸昌河合商店の河合正さんに聞きました。



「今日もよい釜揚げが製造できるよ」
釜揚げしらすは大きさが揃い美しく、混ざりがない春しらすから製造されます。

次々と舞阪港しらす競り場に凱旋する船は十、二十、三十ものボウラ（しらすを入れる青い籠容器）を積んでいます。
昼前には水揚げを待つ船が繋がるほどの盛況です。



足元にならぶボウラはなんと一艘分、品質のよさに勢いがさらにあがる競り場の風景です。
この競り場に、この春就任された浜名漁協の山下光夫新組合長がいらっしゃいました。



市場できけば昨日までは西で獲れていたしらすが東へと移動しているとか、自然と共に漁する舞阪しらす漁、春漁の大漁が続き、景気を上げています。

※取材協力：浜名漁協　丸昌河合商店
※舞阪しらす親分一家　丸昌河合商店
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