2013年07月21日14:15

浜名湖のアサリを復活させ、人工種苗と天然採苗を事業化し、
将来に続く豊かな漁場としよう。
浜名漁協採貝組合連合会(山本兼三会長)は、全国で初の
漁師による事業化を目指し、取り組みを続けています。
人工種苗は弁天島乙女園の元海苔種付け場を自らの手で整
備して作り上げた浜名漁協アサリ種苗センターで行われてい
ます。

5月28日より始まった人工種苗は、既に小さなパンライト水槽
(孵化水槽)での孵化作業を終え、大きな孵化槽、稚貝育成
槽に移っています。
その最も東端の槽は「もったない水槽」と名付けられています。
アサリの卵(ラン)の収集や孵化水槽では、より効率の高い卵
や孵化水槽の上澄み(元気に運動する浮遊幼生を集める等)
を利用していますが、余ったものや可能性があるものを、この
槽に放っていることから「もったない水槽」と呼ばれています。

この水槽には浜名湖から引いた流海水が注がれています。
その中にはここで育つ浮遊幼生、着底幼生、稚貝たちが食べ
るプランクトンが混ざっていますが、その他の海の生き物たち
も流れこみ、育っています。
最近見られるという緑色のウミウシを見せていただきました。

5月28日に第一回の卵(ラン)の収集と、孵化水槽の設置を
始めてから約二ヶ月、一年に二度あるアサリの放卵と放精の
春ラウンドがそろそろ終わろうとしています。
種苗センターに育つ幼生たちと稚貝を育てつつ秋ラウンドとな
る10時を待つ種苗センターの活動が続いていきます。
※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗
浜名湖のアサリ復活 もったない水槽のウミウシ≫
カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗

浜名湖のアサリを復活させ、人工種苗と天然採苗を事業化し、
将来に続く豊かな漁場としよう。
浜名漁協採貝組合連合会(山本兼三会長)は、全国で初の
漁師による事業化を目指し、取り組みを続けています。
人工種苗は弁天島乙女園の元海苔種付け場を自らの手で整
備して作り上げた浜名漁協アサリ種苗センターで行われてい
ます。

5月28日より始まった人工種苗は、既に小さなパンライト水槽
(孵化水槽)での孵化作業を終え、大きな孵化槽、稚貝育成
槽に移っています。
その最も東端の槽は「もったない水槽」と名付けられています。
アサリの卵(ラン)の収集や孵化水槽では、より効率の高い卵
や孵化水槽の上澄み(元気に運動する浮遊幼生を集める等)
を利用していますが、余ったものや可能性があるものを、この
槽に放っていることから「もったない水槽」と呼ばれています。

この水槽には浜名湖から引いた流海水が注がれています。
その中にはここで育つ浮遊幼生、着底幼生、稚貝たちが食べ
るプランクトンが混ざっていますが、その他の海の生き物たち
も流れこみ、育っています。
最近見られるという緑色のウミウシを見せていただきました。

5月28日に第一回の卵(ラン)の収集と、孵化水槽の設置を
始めてから約二ヶ月、一年に二度あるアサリの放卵と放精の
春ラウンドがそろそろ終わろうとしています。
種苗センターに育つ幼生たちと稚貝を育てつつ秋ラウンドとな
る10時を待つ種苗センターの活動が続いていきます。
※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗