2013年07月02日14:15

全国の漁場で激減している天然アサリ、浜名湖も例外ではなく、今
年の観光潮干狩り中止などを勇断しましたが、アサリ漁師さん(浜名
漁協採貝組合連合会)による、全国初のアサリ種苗、天然採苗の取
り組みが行われています。
7月1日20時、弁天島乙女園地内に設けた浜名漁協アサリ種苗セン
ターに集合したのは連合会の役員(本所舞阪)さん、通常の種苗作
業は14:00から行っていますが、新たな取り組みとして卵(ラン)の採
集の効率化を図るための作業が始まります。

卵の採集効率化作業は二度目、従来は浜名漁協アサリ集荷場から
放卵、放精したアサリを海水につけ、集めたものを孵化槽に放ってい
ましたが、先日来場された採苗の先駆者日向野(ひがの)先生の経
験とアドバイスから、集めた卵と精を10時間ほど置き、活きた受精卵
や精のみを使おうという取り組みです。
卵と精が入った槽を10時間ほど置くと、活性のある卵は槽に浮かび
あがります。ライトを照らすと浮遊している卵が光って見えます。

スタッフは槽の上澄みに漂う卵のみを採集するため、手動ポンプを
底に着かないよう、かき混ぜないように注意して吸い上げます。
アサリ集荷場から到着して10時間、作業時間はこうして夜になります
が、全員が揃って取り組んでいます。

ポンプで吸わないようにする槽の底には、死んだ卵や精が沈殿して
います。
今までは全てを孵化槽に入れていたため、槽を汚したり、活性のある
卵の成長を阻害していたのではないかと考え、効率を高めるこの方法
に切り替えて取り組みがはじめられています。
20:00からのアサリ人工種苗への取り組みは続きます。
※取材協力:浜名漁港採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗
浜名湖のアサリ復活 卵の採集の効率化に挑む≫
カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗

全国の漁場で激減している天然アサリ、浜名湖も例外ではなく、今
年の観光潮干狩り中止などを勇断しましたが、アサリ漁師さん(浜名
漁協採貝組合連合会)による、全国初のアサリ種苗、天然採苗の取
り組みが行われています。
7月1日20時、弁天島乙女園地内に設けた浜名漁協アサリ種苗セン
ターに集合したのは連合会の役員(本所舞阪)さん、通常の種苗作
業は14:00から行っていますが、新たな取り組みとして卵(ラン)の採
集の効率化を図るための作業が始まります。

卵の採集効率化作業は二度目、従来は浜名漁協アサリ集荷場から
放卵、放精したアサリを海水につけ、集めたものを孵化槽に放ってい
ましたが、先日来場された採苗の先駆者日向野(ひがの)先生の経
験とアドバイスから、集めた卵と精を10時間ほど置き、活きた受精卵
や精のみを使おうという取り組みです。
卵と精が入った槽を10時間ほど置くと、活性のある卵は槽に浮かび
あがります。ライトを照らすと浮遊している卵が光って見えます。

スタッフは槽の上澄みに漂う卵のみを採集するため、手動ポンプを
底に着かないよう、かき混ぜないように注意して吸い上げます。
アサリ集荷場から到着して10時間、作業時間はこうして夜になります
が、全員が揃って取り組んでいます。

ポンプで吸わないようにする槽の底には、死んだ卵や精が沈殿して
います。
今までは全てを孵化槽に入れていたため、槽を汚したり、活性のある
卵の成長を阻害していたのではないかと考え、効率を高めるこの方法
に切り替えて取り組みがはじめられています。
20:00からのアサリ人工種苗への取り組みは続きます。
※取材協力:浜名漁港採貝組合連合会
※浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗