ハマヒルガオの群落を歩く 舞阪の自然を守る会

カテゴリー │舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

ハマヒルガオの群落を歩く 舞阪の自然を守る会

東海道を鉄道で旅する人は、浜松~豊橋間で青い浜名湖の湖面を
見にし、その景色の中に遊んで見たいと思うでしょう。
南浜名湖の最寄り駅は、JR弁天島駅、JR浜松駅からわずか三駅で
この景色の中に立つことができます。

さらに赤鳥居が立つ弁天島の向かいの瀬に立てば北に東海道新幹
線が行く景色があるのです。

5月4日、舞阪の自然を守る会(寺田久美子代表)は赤鳥居の立つ瀬
「いかり瀬」の自然観察会を実施しました。

「それでは瀬の南側へ向かいましょう」、観察会の仲間たちは広い瀬
を横断して南へ向かいます。

ハマヒルガオの群落を歩く 舞阪の自然を守る会

いかり瀬は南浜名湖の最南端の今切と弁天島の間にある広い瀬、南
側には浜名湖が海に注ぐ今切が見えてきます。
わずか幅200mで遠州灘とつながる浜名湖は潮の干満の影響を強く
受ける海だとも言えるのです。

ハマヒルガオの群落を歩く 舞阪の自然を守る会

波打ち際に近いところでも見かけたハマヒルガオがここでは一面に
咲いています。
歩く足元は砂というより砂礫、ガザガザと乾くこの瀬に花開くハマヒル
ガオの大群落は四方を海に囲まれた厳しい環境の瀬を、この初夏に
埋めているのです。

ハマヒルガオの群落を歩く 舞阪の自然を守る会

大きな群落はこちらです。

「群落を撮り残してくださいね」

寺田代表の指示のように、舞阪の美しい自然が花開くいかり瀬は採集
の地ではなく、とるものは写真だけ。
サクサクザクザクと音を立てる厳しい環境の砂礫に咲く花たちの愛しさ
を知るのです。

舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

※取材協力:舞阪の自然を守る会

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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