2012年10月12日14:15

※大きな写真はこちらです
この記事を書くカテゴリーが「遠州舞阪シロコ船」であるように、舞阪
ではしらす漁船を「シロコ船」と呼び、しらすを「シロコ」と呼んでいます。
舞阪のシロコ漁は二艘で一枚の網を曳く「二艘曳き袋網漁」でシロコ
を獲っていますが、波のある沖で網を曳く二艘が横並びとなって綱を
やりとりするのは容易なことではありません。
息を合わせて船を寄せ、一瞬のうちにやりとりした綱をとり、渡しして
何度かの網を揚げる。二艘は息を合わせてシロコを獲っているのです。
「運祐丸」の本船(網船=あみぶね)です。
網船は船尾の巻車(まきしゃ)にシロコ用の網を巻いています。

※大きな写真はこちらです
続いて運祐丸の綱船(つなぶね)が今切に進入してきます。
綱船は本線より装備が略されています。
網を取り込む本線が作業する間、近くの洋上で次の網入れ位置を探し
ながら待つのです。
本船と綱船が共に舞阪に戻れば今日の漁は終わり、本船は舞阪港に
シロコを降ろし、綱船は着け場に戻るのです。
※写真:舞阪海幸彦さん
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カテゴリー │遠州舞阪シロコ船

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この記事を書くカテゴリーが「遠州舞阪シロコ船」であるように、舞阪
ではしらす漁船を「シロコ船」と呼び、しらすを「シロコ」と呼んでいます。
舞阪のシロコ漁は二艘で一枚の網を曳く「二艘曳き袋網漁」でシロコ
を獲っていますが、波のある沖で網を曳く二艘が横並びとなって綱を
やりとりするのは容易なことではありません。
息を合わせて船を寄せ、一瞬のうちにやりとりした綱をとり、渡しして
何度かの網を揚げる。二艘は息を合わせてシロコを獲っているのです。
「運祐丸」の本船(網船=あみぶね)です。
網船は船尾の巻車(まきしゃ)にシロコ用の網を巻いています。

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続いて運祐丸の綱船(つなぶね)が今切に進入してきます。
綱船は本線より装備が略されています。
網を取り込む本線が作業する間、近くの洋上で次の網入れ位置を探し
ながら待つのです。
本船と綱船が共に舞阪に戻れば今日の漁は終わり、本船は舞阪港に
シロコを降ろし、綱船は着け場に戻るのです。
※写真:舞阪海幸彦さん