舞阪港 裕丸 春への化粧直し

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船

舞阪港 裕丸 春への化粧直し

舞阪港から今切に向かう途中の新港に「揚げ場」と呼ばれている
船の整備上があります。
この時期は3月下旬からはじまる新年度のシロコ(しらす)漁まで
に整備や塗装直しをしようと船が揚げられています。

今切を抜けて遠州灘広く操業するシロコ船の底まで見ることがで
きるチャンス、裕丸(ゆたかまる)の親方の許可をいただき、近づい
て見せていただきました。

舞阪港 裕丸 春への化粧直し

遠州灘の大海の波を切る裕丸の船首はこのように長く、船腹の横
に安定させるようにでしょうか、横に突き出たフィンなども見ることが
できました。

裕丸は黄色のキャビンが目立つ船、先代の船から黄色で塗装して
いると教えていただきました。

舞阪港 裕丸 春への化粧直し

船底にはキールかスケゲと呼べばよいのでしょうか、直進安定をあ
げるフィン状の部材がついており、ペラ(スクリュー)があり、後ろに
舵がついています。
洋上のシロコ船は驚くほど舵が効き、方向を変えることができ、しら
すを追って網を曳いているのです。

舞阪港 裕丸 春への化粧直し

船を揚げるのは揚げ場にあるこの巻き上げ機、船の揚げ降ろしは浜
名漁協の職員のみなさんが担当しているそうです。

3月下旬には、夜明け前に一斉に海を目指す遠州舞阪シロコ船の船
団の活躍が見られます。
裕丸の親方、見学させていただきありがとうございました。

※取材協力:裕丸



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