2013年02月14日11:15

舞阪港から今切に向かう途中の新港に「揚げ場」と呼ばれている
船の整備上があります。
この時期は3月下旬からはじまる新年度のシロコ(しらす)漁まで
に整備や塗装直しをしようと船が揚げられています。
今切を抜けて遠州灘広く操業するシロコ船の底まで見ることがで
きるチャンス、裕丸(ゆたかまる)の親方の許可をいただき、近づい
て見せていただきました。

遠州灘の大海の波を切る裕丸の船首はこのように長く、船腹の横
に安定させるようにでしょうか、横に突き出たフィンなども見ることが
できました。
裕丸は黄色のキャビンが目立つ船、先代の船から黄色で塗装して
いると教えていただきました。

船底にはキールかスケゲと呼べばよいのでしょうか、直進安定をあ
げるフィン状の部材がついており、ペラ(スクリュー)があり、後ろに
舵がついています。
洋上のシロコ船は驚くほど舵が効き、方向を変えることができ、しら
すを追って網を曳いているのです。

船を揚げるのは揚げ場にあるこの巻き上げ機、船の揚げ降ろしは浜
名漁協の職員のみなさんが担当しているそうです。
3月下旬には、夜明け前に一斉に海を目指す遠州舞阪シロコ船の船
団の活躍が見られます。
裕丸の親方、見学させていただきありがとうございました。
※取材協力:裕丸
舞阪港 裕丸 春への化粧直し≫
カテゴリー │遠州舞阪シロコ船

舞阪港から今切に向かう途中の新港に「揚げ場」と呼ばれている
船の整備上があります。
この時期は3月下旬からはじまる新年度のシロコ(しらす)漁まで
に整備や塗装直しをしようと船が揚げられています。
今切を抜けて遠州灘広く操業するシロコ船の底まで見ることがで
きるチャンス、裕丸(ゆたかまる)の親方の許可をいただき、近づい
て見せていただきました。

遠州灘の大海の波を切る裕丸の船首はこのように長く、船腹の横
に安定させるようにでしょうか、横に突き出たフィンなども見ることが
できました。
裕丸は黄色のキャビンが目立つ船、先代の船から黄色で塗装して
いると教えていただきました。

船底にはキールかスケゲと呼べばよいのでしょうか、直進安定をあ
げるフィン状の部材がついており、ペラ(スクリュー)があり、後ろに
舵がついています。
洋上のシロコ船は驚くほど舵が効き、方向を変えることができ、しら
すを追って網を曳いているのです。

船を揚げるのは揚げ場にあるこの巻き上げ機、船の揚げ降ろしは浜
名漁協の職員のみなさんが担当しているそうです。
3月下旬には、夜明け前に一斉に海を目指す遠州舞阪シロコ船の船
団の活躍が見られます。
裕丸の親方、見学させていただきありがとうございました。
※取材協力:裕丸