弁天神社祭典大太鼓響く

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弁天神社祭典大太鼓響く

南浜名湖 弁天島海浜公園から「プシュッ、バーン」と炸裂した花火
を合図に「ダーンッダーンッ」と空気を震わす大太鼓が叩き鳴らさ
れます。

弁天島に夏を呼ぶ弁天神社の太鼓です。

今日の「弁天神社祭典」は境内に一辨(弁)、二辨(弁)の大太鼓・
中太鼓が揃い、神事のあと手踊りを先導に町内を巡ります。

弁天神社祭典大太鼓響く

弁天島には天女伝説(弁天島に舞い降りた天女は後に美保へ)が
あり、後の豊永六年(1709年)に今切渡海安全のために弁天神社
が建てられ、海上・交通・家内安全、商売繁盛など所願成就の神と
して進行されています。

JR弁天島駅の東向かい側にあり、常に奉仕会のみなさんが境内
を整備し、心が澄むところです。

弁天神社祭典大太鼓響く

一辨(弁 地域)はJR弁天島駅を中心に東は舞阪港へ向かう弁天
橋までとJR弁天島駅の北側の地域、二辨(弁 地域)はさらに北側
の渚園までの地域をいい、それぞれに大太鼓・中太鼓を持ってい
ます。男たちの背には太鼓の意匠が描かれています。

弁天神社祭典大太鼓響く

法被はありますが、大太鼓を叩くときには揃いのシャツとなり、背を
はるかにこえる大きさの大太鼓に立ち向かっていきます。
体をぶつけるように叩くのです。

弁天神社祭典大太鼓響く

弁天島太鼓の撥はこのように長いもので「太鼓ぶち」と呼ばれていま
す。中太鼓を叩くのは「弁天少年」たちです。
子供の頃子度雄の頃から太鼓の音と笛で育つ子供たちは、さらに大
きな大太鼓を叩くことに憧れて成長していきます。

弁天神社祭典大太鼓響く

弁天神社を出発した手踊りと太鼓は、弁天島海浜公園をまわり、JR
弁天島駅東側をくぐって町内まわりに向かいます。

手踊りと大太鼓・中太鼓は町内をめぐり、今晩18:00過ぎから再び弁
天島駅前側を目指します。
20:00過ぎに弁天島駅東側、山松魚店を経て神社に戻り、21:00に
神社に集結して夏を呼ぶ太鼓の打ち納めとなります。



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