漁徳丸 遠州灘沖 アカザエビの海

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漁徳丸 遠州灘沖 アカザエビの海

デジタル写真は便利なもので写真を記録すると共に時間もデ
ータとして保存している。

舞阪港を午前2時過ぎに出港して沖を目指した漁徳丸のエージ
船長
はレーダー航行で真っ暗な沖に着き、巨大船の航路にも
近い海で僚船と連絡しつつ漁場を決める。

日の出操業を守る舞阪の船たちは「はじめるぞ」と無線で連
絡して次々と網を降ろし、綱で曳き150メートルから200メー
トルの中深海の砂泥地の底を網と綱が魚を追う。

この時間6:45分、ようやく水揚げの時がやってくるのです。

漁徳丸 遠州灘沖 アカザエビの海

船尾に装備した網巻き機に450メートルの三枚網の片側を繋
ぎます。
この動力を借りてゆっくりゆっくりと網を巻くのです。

漁徳丸 遠州灘沖 アカザエビの海

網をそのままに巻けば絡んでしまいます。漁の工夫はこの棒、
これで網を開きながら揚げてゆくのです。
機械からつながったコントローラーで網はゆっくりと450メー
トル先まで揚げてゆくのです。

漁徳丸 遠州灘沖 アカザエビの海

船長もただの見学者にも網が沈む深海を覗きこむこの時が最
大の喜びとなります。
海は光によってどこまでも深く見えたり、また暗くなったり
と変化します。

モーターが網を巻き、網に美しく赤橙のエビがあがってくる
のが見えます。これが舞阪沖の美エビ、手長エビと呼ばれる
アカザエビなのです。



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