2011年07月28日11:21

弁天島から見る海の色は毎日違います。
それが舞阪港から沖へ8.5マイル、陸(おか)がギリギリ見える
沖へ行けば海の色はまるで違う、群青であり墨黒であり、美し
く澄んだブルーでもあるのです。

漁徳丸のエージ船長が狙った沖の手長エビ、150メートルから
200メートルの中深海からあがる網にはアマダイもかかります。
素人には不思議に思う「狙い」の獲物は漁場の一番の水揚げと
なり、やはり他にも魚がかかるのです。
ただし漁のプロはその比率を高くする。私たちには魚探で底の
形はわかっても、その底に棲む魚種まではわかりません。
それを的確に獲るのが漁師というプロなのです。

漁師は無駄に自然の魚を持ち帰ることはありません。
海の底でチェーンとなった連鎖の中の一匹を戻すことで漁場の
将来を守ります。
小さな魚は海に放られるとまた深い底に戻ってゆくのです。

アマダイの棲む底から3マイルほど沖、そこは手長エビの世界
ですがアマダイも棲んでいる。
遠州灘には深海から浅瀬のガニ、シラスなどさまざまな魚が深
さを棲み分けています。
450メートルもの三枚刺し網を回収すれば最後にオレンジのブイ
が寄ってくるのです。
漁徳丸 美しく深い海の淵から≫
カテゴリー │漁徳丸遠州灘手長エビ漁

弁天島から見る海の色は毎日違います。
それが舞阪港から沖へ8.5マイル、陸(おか)がギリギリ見える
沖へ行けば海の色はまるで違う、群青であり墨黒であり、美し
く澄んだブルーでもあるのです。

漁徳丸のエージ船長が狙った沖の手長エビ、150メートルから
200メートルの中深海からあがる網にはアマダイもかかります。
素人には不思議に思う「狙い」の獲物は漁場の一番の水揚げと
なり、やはり他にも魚がかかるのです。
ただし漁のプロはその比率を高くする。私たちには魚探で底の
形はわかっても、その底に棲む魚種まではわかりません。
それを的確に獲るのが漁師というプロなのです。

漁師は無駄に自然の魚を持ち帰ることはありません。
海の底でチェーンとなった連鎖の中の一匹を戻すことで漁場の
将来を守ります。
小さな魚は海に放られるとまた深い底に戻ってゆくのです。

アマダイの棲む底から3マイルほど沖、そこは手長エビの世界
ですがアマダイも棲んでいる。
遠州灘には深海から浅瀬のガニ、シラスなどさまざまな魚が深
さを棲み分けています。
450メートルもの三枚刺し網を回収すれば最後にオレンジのブイ
が寄ってくるのです。