浜名湖生海苔は香りの青海苔 冷凍庫に常備する方法

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浜名湖生海苔は香りの青海苔 冷凍庫に常備する方法

南浜名湖は海の産地、1月と共に寒えも本格化、海水温が9℃ほどで成長する浜名湖海苔が育ちの時を迎えています。

浜名湖で育てられる海苔のほとんどは香り高い青海苔、ヒトエグサという種名の浜名湖特産の海苔です。

浜名湖海苔は南浜名湖、浜名湖の南部の浅瀬で育てられています。

毎年8月末で潮干狩りが終わると、弁天島前の潮干狩りの瀬に海苔漁師さんが千本万本もの杭を立て網を広げていきます。

収穫はほぼ12月から、まずは舞阪ぶち海苔と呼ばれる青海苔と黒海苔を混ぜて漉く乾海苔が製造され、年を越えれば生海苔の生産がはじまります。

浜名湖生海苔は香りの青海苔 冷凍庫に常備する方法

この季節、浜名湖生海苔をパックし販売するのは舞阪しらす加工業のみなさん、海苔漁師さんなど。

朝一番に海苔漁師さんが海苔棚から摘んできた海苔を洗い、異物をとって小さなパックに詰めていきます。

ここは「舞阪しらす親分一家」でお馴染み丸昌河合商店(まるまさかわいしょうてん)の加工場、いつもはしらすの煮上がる香りの工場は清々しくお腹がすく海苔の香りに満ちています。

舞阪や近隣に出荷されるほか、全国の市場に送られる浜名湖生海苔は多くのファンを持っています。

浜名湖生海苔は香りの青海苔 冷凍庫に常備する方法

お店ではこのような小さなパックに詰められて販売されていますから冷凍庫で保存しておいて使います。

舞阪の家庭ではパックの海苔の塊(凍らせておくため)のまま使うほか、一旦解凍して角氷トレイに流して固めておく、板状にしておく、または使う時にポキンと折って量を調整できやすいスティック状にしておくなどの工夫をしてます。

鍋や味噌汁、さまざまな汁に青い香りの花を咲かせる浜名湖生海苔は食欲を増してくれます。

寒中に腰まで浸かり海苔を摘む漁師さんの自慢の味をこの季節こそお楽しみください。

※取材協力:丸昌河合商店

南浜名湖あそび隊!


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