舞阪漁港タチアジ漁 活アジは海水かき混ぜ泡の中

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舞阪漁港タチアジ漁 活アジは海水かき混ぜ泡の中

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は晴れれば既に夏の日差し、白い泡が吹き飛ぶ豊漁の中にあります。

6月に解禁となったタチ・アジ漁はその名のとおり舞阪名物のタチウオと活マアジを主に水揚げし舞阪に夏の勢いを運んできます。

舞阪漁港タチアジ漁 活アジは海水かき混ぜ泡の中

洋上で網を揚げ活魚のマアジやマダイを船首デッキ下にあるカンコウ(生け簀)に放った漁師さんは魚を泳がせたまま船を舞阪漁港の競り場に横付けします。

小さなカンコウの海を勢いよく泳ぐ活アジたちは海水を真っ白い泡に変えるほどの勢い、到着した船のカンコウを見れば活アジが大漁だとわかります。

舞阪漁港タチアジ漁 活アジは海水かき混ぜ泡の中

カンコウから大ダモですくいあげれば活マアジがビリビリと震えるほど勢いよく、マダイが海を泳ぐ美しい姿のまま登場します。

その勢いで飛沫が飛び、こけら(鱗)が飛び、泡が吹き飛びます。これがタチアジ漁の勢い、舞阪の夏の勢いです。

舞阪漁港タチアジ漁 活アジは海水かき混ぜ泡の中

海水を入れた大樽に移されても勢いやまぬ活マアジをどっこいしょう!と揚げる若き漁師さん。

活魚を選別する船上の勢いはさらに揚がり、泡とこけら、汗や声が溢れる舞阪の活魚の水揚げです。舞阪の夏ははじまっています。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港幸福丸の漁師さん

南浜名湖あそび隊


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