南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

見られる魚だけでも700種以上といわれる浜名湖の夏、岸辺から美しい熱帯魚が泳ぐ姿が見られます。遠い南から夏の潮に乗ってやってきた美しい魚たちは「死滅回遊魚」というちょっと悲しい名前で呼ばれます。

美しくカラフルな熱帯魚類は夏の温かい潮にのってやってきますが、秋になって海水温が下がっても戻ることができません。

夏のみに見かけ、やがては死んでしまうことから総称で死滅回遊魚と呼ばれています。

写真右上は美しく長い背びれを持つハタタテダイ、下は浜名湖で育つイシダイの幼魚です。

そして左上は浜名湖に多く棲むマツダイの幼魚です。

これらの魚は浜名湖の幸が水揚げされる雄踏市場にやってきます。

浜名湖伝統の小型定置網「角立て網（かくだてあみ）」には漁魚のほかにもさまざまな魚、生き物がかかります。

漁師さんは珍しい生き物が入ると市場にある浜名湖の小さな水族館ウォット（浜名湖体験学習施設ウォット）への生け簀へ放って寄贈しています。



写真は漁師さんが寄贈用にと持ってきたウミウシの仲間でしょうか。

小さな緑の目のようなものを多く持つことから漁師さんは「オームを捕まえたよ」と笑います。

浜名湖は海の生き物の宝庫、浜名湖の生き物を展示するウォットで子供たちが観察する生き物の一部はこうして寄贈されたものです。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　雄踏市場の漁師さん

南浜名湖あそび隊



＜おしらせ＞

この秋、９月２９日（日）に浜名湖ガーデンパーク屋外ステージで６０代から７０代の青春の歌フォークソングを歌うイベント「浜名湖フォークフェスティバルが開催されます。

開催情報はオフィシャルブログでご覧ください。

https://hamanakofolkfestival.hamazo.tv/